世界王者に引き分ける

 今朝起きたら旦那さんがテレビの前にいたのでコンフェデ杯ブラジル戦の結果を訊くと、「2−2」の引き分け(Yahoo!ニュース)とのことである。これで決勝トーナメントへの出場はなくなったし、世界レベルの真剣勝負の機会を二試合分失ってしまったというのはとても惜しいのだけれど……、正直なところわたしとしては大満足である。点も取ったし、ロナウジーニョとカカもきちんと先発していたしね。お陰で息子に頼まれて録画していたビデオを見ながらの更新です。(加地のゴールはオフサイドじゃないぞ! ――だと良かったのになぁ、ほんと)。
 メキシコ戦の時から比べると、日本はドイツの片隅でひっそりと重たい殻を脱ぎ捨ててきたみたいに、すごく強くなっていた。短い期間で試合を重ねるごとに飛躍的成長を遂げることが出来たというのは、それほど若くはないこの代表チームの持つ大きな可能性を感じさせてくれた。これからがほんとに楽しみである。(それと鈴木隆行選手の代表ゴールも)。
 わたしがリアルタイムでブラジル戦を観なかったのは、十時に友達と待ち合わせしていたからなんだけど、お邪魔した先の旦那さんも(うちの旦那さんと同じく)試合観戦の後一睡もせずに出社したそうである。夜九時に一度眠ろうとして興奮のあまりちっとも寝られなかったそうなんで、ほんとにお疲れ様でした。でも完徹する価値のある試合だったと思うし、それもまぁ今日でとりあえずはお終いである。
 はしごした友達の家で、DVDを数枚と、うちにない村上春樹本とをどっさり仕入れてきた。もちろん『海辺のカフカ』も。これでしばらくは退屈知らずである。