2005-01-01から1年間の記事一覧

灯台守さんへ、お別れのごあいさつ

暖冬予想をした気象予報士たちを苦しめるかのように寒い日々が続いていますが、風邪などひかれてませんでしょうか? 村上モトクラシ号外、ちょっと早めのクリスマスプレゼントでした。これで最後かと思うと、逆にひどく寂しい気もしますが。「春樹さんの『海…

USJでクリスマス

先週の土曜日、行ってきましたUSJ。オープンから時間が経って、人が減った頃に行けばいいやと思い続けて早5年。クリスマスムード一色のパーク内はひどい人込みだった。 去年は、クリスマスの終わったディズニーシーに行った。柚木の乏しい経験から判断する…

今日も穴あき靴下をはいて

この間6時頃まで事務所に残っていたら、「今日はもうお終い。よかったらちょっと飲んでいこうか?」と先生に誘われた。「食欲の秋」真っ盛りの柚木は、もちろん喜んで着いていく。中学3年生を筆頭に、小学1年生まで4人の子を持つ先生は、毎日酒を引っか…

さらば、南の島の大王様!

バイトを始め、村上モトクラシという枷(?)までなくなってしまった今、なかなかブログの更新が出来ない怠け者の柚木です、お久しぶりです。 予定がなければ昼まで寝ている(子供はお利口に勝手に何かを食べている)柚木にとって、新しく始めるバイトで何よ…

デパ地下ケーキ売り5日間

最近ようやく勤労意欲に目覚めた柚木は、バイトを始めてみることにした。とは言ってもたいしたやる気があるわけではないので、自分でバイト情報誌を買ったりハローワークに出かけるようなことはしない。友達の紹介である。これなら面接で断られたりもしない…

『ノルウェイの森』前と後

秋風が一段と冷たさを増してきた今日この頃、みなさん元気にお過ごしでしょうか? 柚木の心には一足お先に木枯らしが激しく吹き荒れております、ぶるぶる。ジュネーブに旅立った友達に続いて、わたしの貴重なもうひとりの平日遊び友達も日本脱出決定です、し…

村上モトクラシ 第22回大調査

毎週火曜日恒例のお楽しみ、村上モトクラシ大調査も今回が最終回。ショックでしばらくご飯も喉をとおりません。秋痩せしちゃうかも、ラッキー!! ……というのはちょっと大袈裟だけれど、心に小さな虫食い穴ができたみたいに隙間風ピューピューです。 では最…

初めての野球観戦

三連休の真ん中の土曜日、わたしは人生初のプロ野球観戦に出掛けた。記念すべきその試合は、「オリックス日ハム戦」。正直、ちょっと微妙な感じのカードである。旦那さんはぶつぶつ文句を言っていたけれど、わたしの弟の誘いなんだから仕方がない。前にも書…

村上モトクラシ 第21回大調査

次回でモトクラシ大調査も最終回とのこと。毎週火曜日の楽しみが終わってしまうかと思うと、秋の訪れもあって何だか物悲しい気持ちになってしまいます。 灯台守さんとももうすぐお別れです。しくしく。 などと殊勝なことを言ってみたワタクシですが、先週ま…

9.11総選挙

かつてポストに聖教新聞と赤旗新聞とが一度につっこまれていることもあった、無宗教無党派の典型的人間、柚木です。こんにちは。 今日は衆議院選挙の投票日です。みなさんもう投票には行かれましたか?(なんか選挙の公報ヘリみたいだな)。柚木はまだです。…

春樹さん走る

毎週火曜日はモトクラシ大調査の日。 でも今回の火曜日はなんとなく落ち着かなかった。アメリカで甚大な被害をもたらしたカトリーナ以上の勢力を持った台風14号が、近畿に接近中だったのだ。外は木をなぎ倒そうと暴力的な風が吹き荒れている。でも柚木はこ…

人生一寸先は婚約

昨日また友達に会った。もうすぐジュネーブへ一年間の語学留学に旅立つ、三十路に突入したばかりの細身美人である。(詳しくは 友人を見て歳を感じる - 雨天炎天な日々)わたしとは十年来の親友で、恋多き彼女の恋愛話はいつも波乱に満ちている。冒険心の薄…

夏の終わりに読む本

学生が学校に戻り、朝夕の涼しさに夏が去りつつあるのを感じるようになると、ふいに寂しい気持ちに襲われたりする。そんな物悲しい気持ちにしっくりくる本に出会った。 『夏の庭』と『西の魔女が死んだ』というどちらも小学生が主人公の本。ストーリーを極端…

村上モトクラシ 第19回大調査

火曜日は村上モトクラシ大調査の日。その締め切りに間に合うように慌てて回答した後、それをブログに書いてトラックバック。個人的最重要ノルマを果たした気になりホッとしたのも束の間、また火曜日が……。わたしの一週間は誰にも頼まれていない無意味な義務…

夏の思い出

友達から残暑見舞いのメールをもらって気がついた。夏ももう終わりなのだ。そう言えば朝に聞く蝉の喧噪は控えめになり、久しぶりの外出に着たノースリーブは夕方になると寒いくらいに感じられた。エアコンなしでも何とか過ごせるようになり、網戸越しに秋の…

友人を見て歳を感じる

昨日はわたしと仲のよい友達の誕生日だった。三十路突入記念。負け犬第一日目である。 ちょうど東京から帰省中だったわたしの大学の同級生を含め、女友達五人で集まった。(柚木にとってはほんとに久しぶりの外出。リアル引き籠もりになりつつあるなぁ。困っ…

HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE

ハリー・ポッターシリーズ待望の第六感。アマゾンで「欲しいなぁ」と眺めつつ、お金もないし電子辞書も壊れてるし……と諦めていた。そうしたら、優しい友達が読み終わった本を送ってくれた。でも五巻にも増して、分厚いよ? 五巻は英語で読んだまま内容をほと…

村上モトクラシ 第18回大調査

前回のモトクラシ大調査はパスして、第18回大調査に。新刊『東京奇譚集』の発売にあわせて、番外編で「奇譚」の募集もしてるけど、今回もまた何も思い出しそうにない。……なんかつまらない人生なのかも。 まぁいいか。霊が見える人生というのは、想像するに…

金はあるんやから!

一昨日の土曜日、柚木のいる団地では恒例の子供祭りがあった。残暑厳しい朝の九時から準備に参加。といっても子供の数が少ないせいか、たいしたことは何もない。テントを立ててゴザをひくくらいのもんである。わたしが子供の頃は、ヨーヨー釣りとかスーパー…

世界が困難に満ち溢れていること

このブログも、すっかり不定期更新になってきたなぁ。幾つか書こうと思っていたこともあったんだけど、一度ついた怠け癖はそう簡単には抜けないようで、ほんと参っちゃいます。というより、怠け者なのが本性だからね……。 久しぶりの更新だけど、今日は最近読…

村上モトクラシ 第16回大調査

今週も参加したモトクラシ大調査。いつものように柚木の回答を紹介してみます。 [ http://d.hatena.ne.jp/motokurashi/20050809 ] 回答後、灯台守さんからの「今週、来週は「番外編」も予定しています。火曜以外も時々ご覧ください」というメッセージが載っ…

ハルキとソーセキ

きっと誰も憶えていないだろうけど、柚木は前に「村上春樹の小説と夏目漱石の小説との読後感がすごく似ているように感じる」というようなことを書いてました。(良かったら読んでみて下さい。 教科書の中の『こころ』 - 雨天炎天な日々)。それはわたしが高…

『火垂るの墓』の季節

高校生の頃までは「原爆の日」(今日で六十年ですね)が近づくと、必ず学校で戦争について考えさせられる機会があった。でも、大人になると段々そういう(戦争について考え込まざるを得ない)強制的な契機というのはなくなっていく。もちろんニュース番組な…

村上モトクラシ 第15回大調査

最近ゆっくりとパソコンの前に座る余裕がなくて、すっかりご無沙汰になってしまいました。それでも何とかモトクラシ大調査には参加していたので、今回はそれについてほんの少し。 ちなみに前回の大調査は「ビーチボーイズ」と「初めて読んだ短編小説」につい…

ポケモン映画を観る

昨日は息子と一緒に『ミュウと波動の勇者ルカリオ』を観に行ってきました。レディースデイ(せっかく前売り券買ってたのにね)なのが多少影響しているのか、映画館はほぼ満席。ポケモンはやっぱり人気がある。 さすが人気映画だけあって、ストーリーも絵もき…

五反田くん

バニラの香りのする女、柚木です。確かに甘いものはあまり欲しくない気がするんだけれど、昨日は母が買ってきてくれたシュークリームとマンゴームースを食べちゃいました。母の愛をむげに断ることも出来ないしね……。 えーっと、昨日で村上春樹さんの『ダンス…

ダイエットをするぞ

ダイエットが不要な身体を手に入れたことのない柚木です。こんばんは。今日もまた一歩も家から出ていないので、それもまぁ必然の結果です。 今日はそんなわたしが実行中のダイエット(と呼んでいいのかは相当な疑問を感じるけど)と、思い立って始めようとし…

モトクラシ大調査

村上モトクラシ大調査、今回でもう十三回目なんですね。先週の大調査にコメントをつけてませんでしたので、簡単に前回を振り返ってみます。1.『ジャズ・アネクドーツ』に登場する中で好きなミュージシャンは誰ですか? エピソードが好き、音楽が好き、など理…

「ちまき」違い

今日は祇園祭に関連して「ちまき」のお話を。 えーっと、みなさんは「ちまき」と聞いて何を想像しますか? 柚木は食いしん坊なので、当然笹にくるまれたつるりとした白いお餅やほかほかの茶色いもち米の炊き込みご飯を想像する。どことなく風流な感じがする…

十一年ぶりの土曜日

昨日は「宵山」に行ってきた。仕事で東京に住んでいる友達が京都に着くのが遅くなり、わたしが家を出たのはもう午後八時を過ぎていた。こんな時間から出掛ける人はそんなに多くないだろう、と思っていたのだけど地下鉄には次々と浴衣姿の女の子たちが乗り込…