3年後は金環食です

touko_yuzu2009-07-23

昨日は家族そろって、近所の科学センターに行ってきました。9時の開場時刻には既に500人を越す人が並んでいて、無料配布の太陽めがねは手に入りませんでした。がっかりしつつ曇天の下、並び続ける数千人の人の群れ。さすが世紀の天体ショー。夏休みに入っているせいで、小学生の姿が目立ちます。入場券を手にいれる前に、既に太陽は欠け始めていました。小さな太陽観察カードをもらい、雲が切れる一瞬を待ちます。
部分日食が最大となる午前11時頃、雲が途切れました。周囲の人々が歓声をあげるので、その一瞬を見逃すこともありません。うっすら雲がかかっている時には、肉眼でも三日月のように細く光る太陽がみえました。想像していたよりも空は暗くなりません。太陽はあれほど小さく見えるのに、恐るべき光量を誇っているのです。しばらく目の奥がシクシク痛みました。
3年後は、これまた珍しい金環食というものが、日本列島の広い範囲で観察できるそうです。今度こそよいお天気に恵まれるといいですね。