村上モトクラシ 第16回大調査

 今週も参加したモトクラシ大調査。いつものように柚木の回答を紹介してみます。
   [ http://d.hatena.ne.jp/motokurashi/20050809 ]
 回答後、灯台守さんからの「今週、来週は「番外編」も予定しています。火曜以外も時々ご覧ください」というメッセージが載っていたので期待して毎日チェックしているのだけれど、今のところ新しい情報はないみたいです。明日からお盆で家を離れるし、その間に更新されるのかと思うと、ほんとに残念。また春樹さんからのメッセージかな? と罪のない妄想だけが、わたしの弛んだ腹筋の替わりに激しく鍛えられております。


1 あなたが初めて読んだ村上春樹さんのエッセイ・ノンフィクションはどれですか?

 これはまた残念ながら「憶えてないよ、そんなの」ってことです。みなさんはどうしてそんなにしっかり記憶しておけるのかなぁ……。自分の記憶細胞が正常に機能しているのか、ちょっと気になってしまう。
 わたしは春樹さんのリラックスした感じのエッセイがすごく好きなんだけど、そういう文章を書くのだって実はずいぶん疲れるんだそうです。でも眉間に皺を寄せつつエッセイ書いてる春樹さんなんて、うまく想像つかない。すらすら〜と書いて、鼻歌うたいながらFAX(今はFAXなんて使わないか?)してそうである。あくまでイメージの問題としては、ですけど。


2 村上春樹さんのエッセイ『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』に、「空中浮遊の  夢」の話が出てきますが、あなたは空中浮遊の夢を見たことはありますか?

 空中浮遊の夢というのは最近全然見てないのだけど(これもわたしが大人になったという証拠ですね。高く飛び上がる夢は子供が見るものらしいので)、昔は割によく見ていたような気がする……。これも記憶が曖昧なんですね。何といっても空中浮遊の夢を見てたのは小中学生の頃なんだから、そんなに鮮明な記憶を期待されても(誰も期待なんてしてないけど)ほんとに「リンダ、わたし困っちゃう」のである。
 それでも万年健忘症の柚木が、頭に引っ掛けた蜘蛛の巣並みにこんがらがった記憶の糸をほどいた結果、ぼんやりと当時の夢の断片を思い出すことに成功した。パチパチパチ……。
 その怪しげな記憶によると、わたしはどうやら二種類の空中浮遊の夢を見ていたらしい。ひとつは回答として選択した「地上50センチくらいをふわふわ飛ぶ夢」。見覚えのないリビングの中で(変なたとえだけど、アメリカの再現ドラマによく出てくるような感じ)、テーブルや椅子の隙間にふわふわと浮かんでいる夢。思ったように高くは飛べないし、ほとんど移動も出来ないしで、特別楽しい感じはしなかった。
 ふたつめは「追いかけてくる何かからひたすら逃げる」というよくあるパターンの夢の中での浮遊。初めはぴょーんとジャンプする要領で(低いビルの上までなら飛び上がれたのだ)調子よく逃げているのだけれど、だんだん人気のない路地裏に追い詰められ、最後はどうしても飛び上がれなくなってしまうというもの。走ろうにもちっとも前に進まないし、悪者が姿を見せないくせにどんどん近づいてくるのが分かるしで、これはなかなか怖い夢だった。


追記
 この日記を書きながら何度も村上モトクラシを往復していたのに、アップした直後に灯台守さんからの「番外編」に気がついた。何だかなぁです。
 それにしても黄色いバスの車体広告、いったい何なのか気になりますね。
 そして灯台守さんの「恋愛運サイコー」が実現するのかも気になるところ。「サイコー」なことがあったら、モトクラシでこっそり報告して下さいね。