むすこ日記その3

 うちの息子さんは実はサイヤ人なのである。自称なんで、ほんとうのところはよくわからないのだけれど。「俺はサイヤ人だから」と小4にして馬鹿みたいな発言を繰り返している。ちょっと心配。(面白いからいいけど)。
 サイヤ人でピンとこなかったお若い方でも、『ドラゴンボール』と言えばたぶん理解できるはず。うちの息子さんはパパの古い蔵書を引っ張り出し、誕生日プレゼントとして残り半分の『ドラゴンボール』(約20巻分)を制覇(買ってもらった)したのだ。もう夢中なんである。
 この前は1000ピースのドラゴンボールパズルを完成させ(登場人物の集合写真みたいなやつで、柚木は顔ばっかり填めて叱られた)、今は毎日『超ドラゴンボールZ』の格闘ゲームを(なぜかパパまで)楽しんでいる。
 今になって柚木も『ドラゴンボール』を読み返してみた。んん? なかなか面白いぞ。懐かしさとは別の、純粋な興奮を感じる。
 名作は時を超えるのものなのだ、としみじみ。




超ドラゴンボールZ

超ドラゴンボールZ