新しい職場は前の職場から徒歩2分

touko_yuzu2010-05-14

イタリア旅行から帰ってから時間がびゅんびゅん過ぎ去って、あっという間にもう5月。ゴールデンウィークまで終わってしまったとは、ほんと驚いてしまう。
3月は移動前最後のお仕事が忙しく、女友達に誘われて出かけた丹後旅行(地元商工会主催のスナップラリー)では、豪華海鮮尽くしの夕食を夜中に吐いてしまったほどの疲労っぷりだった。そのまま休みなく、4月1日より親採職員研修が始まる。
若くはないが新人さんとして研修を受け続けること約一週間、久方ぶりに38度超えの熱が出た。記憶している限り、こんなにちゃんとした熱を出したのは小学生以来。まだ熱を出すだけの体力があると確認できてよかったけれど、プチ自慢がなくなってがっかりでもある。どうせすぐ下がるよねっと初めは久方ぶりの高熱を楽しむ心の余裕もあったのだけれど、下がったはずの熱は夕方になるとまたしつこく上がるのだった。熱ってあんまり出したことないけど、やっぱしんどいものなのだ。熱の出にくい体質には感謝すべきなのかもしれない。(だけど体温が高い方が健康によいとかいう本があるよね)
この熱に始まった風邪は本当にやっかいで(知恵熱かと思ったのに)、熱の後は長いこと咳が止まらなかった。ひどい時は咳をしすぎて腹筋が痛くなった。最後にはゴフゴフと痰が絡んだような変な咳が残った。ようやく本調子に戻ったのは、ゴールデンウィークの始まる直前。
例年通り、ゴールデンウィークはどこへも出かけなかった。息子さんの野球部は春季大会一回戦でコールド負け(0−10)をくらったため、応援に出かける間もなかった。(まだ補欠だし)。後半は旦那さんの実家に移動して、更に自堕落な生活を満喫した。こんなに休みがあっても、時給制じゃないからお給料にも影響なし。そんな嬉しい春、もうすぐ初ボーナス!!(たぶんほとんどもらえないけど)

2月に述べる一年の抱負

touko_yuzu2010-02-04

新しい年を迎えて、気が付けばもう節分も過ぎてしまいましたね。お久しぶりです。
今週末からは息子さん&旦那さんを置いて、家族4人水入らずで母の定年退職記念旅行に出かけてきます。行き先はイタリア、みんな初ヨーロッパです。国内旅行すら慣れていないわたしたち家族ですが、弟の希望にのっかって、ついつい、うっかり、個人旅行を企画してしまいました。不安がつのります。滞在予定のプランナーとして、ちょっと責任も感じてます。とりあえず、まずは無事、できれば楽しんで帰ってこれますように。
さて、今更ながらではありますが、今年一年の抱負を述べたいと思います。
心に抱く抱負はみっつ。
1 早寝早起き(時々6時半頃起床。しかし4月からの早起きは強制)
2 週1くらいでなんとなく短距離ジョギング(昨年11月末から継続中)
3 引越し(希望の引越し先は見付かれど、先立つ物がない、ので要貯金。万一忙しい職場に配置されたら生活がなりたたないので断念かも)

食欲の秋でもある

touko_yuzu2009-11-30

 総務掛長のおじさまは、いつも季節の果物やちょっとしたおやつをくださる。今ならみかんです。さて、最近ではメディア紹介されて密かな人気の『サラダパン』をいただいた。これはコッペパンの中にたくあんのマヨネーズ和えが入っているという変わりもの。初めたくあんと聞いた時は、細くて黄色いたくあんが1本丸ごと挟まれているのかと想像したのですが、そんなことはなく、ちゃんと?みじん切りになってました。恐る恐る囓ると、しゃりしゃりとよい音がします。美味しいか? ってのは正直微妙です。だけど決して不味くはない。好きだって言う人も少数ながらいたのだけれど、別にわざわざたくあん入れなくってもね、というのがわたしも含め、大方の反応でした。
 翌週は、『肉じゃがパン』なるものをいただいた。こちらは普通に美味しい。これがコンビニで売ってたら、自分で買います。お昼ご飯にはぴったり。舞鶴が肉じゃが発祥の地だったとは、という発見も楽しい。
 最後はフランス帰りの先生からいただいたラデュレのマカロン詰め合わせ。開いた瞬間大興奮。マカロンって小さいくせに高いので、なかなか自分で買う気にはならないだけに、もらえるとほんとに嬉しい。そしてこのラデュレというのは、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』(見てないんだけど)に出てくるマカロンを製作したパリの老舗なんだそうです。うーん、そう思いながら食すとなおさら有り難い。もちろん味は文句なしでしたが、実はマカロンって見た目の可憐さが心惹かれる理由のほぼすべてって気がします。味はなんというか、チョー高級な駄菓子だなって思うのです。

11月の色々

touko_yuzu2009-11-25

 続くと言った11月の話を色々。(日が経つにつれて書くことが増えていくので困ります)。
まずは弟と父の誕生会をして、その翌日弟とふたりネットで2月に予定しているイタリア旅行の宿探し(旦那さんと息子さんはお留守番)をした。ホテルのレビューを読み過ぎて気分が悪くなった。パックツアーじゃないのが不安。
 しかしなんと言っても11月のメインイベントは内田樹養老孟司の対談を聞きに行ったこと。オカダさんのブログで知って以来、内田先生のブログと本を読むようになって、機会があればぜひぜひと思っていた。今回はなんと言っても京都、しかも定期券で行けるところが会場(マンガミュージアム)だなんてこれ以上のチャンスはない! と2冊だけ先生の本を読んでいる母を誘い、往復葉書で応募。先着200名様に無事潜り込んだ。2列目の席でお二人のお顔はばっちり。笑いが絶えない楽しい対談で、母もとても喜んでいた。終了後母はボルゲーゼ美術館展へ、わたしは残って『バガボンド』を9巻まで読破。ひどく首が凝った。後日、講演話の内容がぽつぽつとブログにアップされていくのを読むのも楽しかった。
 研究室のみなさんとお好み焼き屋さんへ行って親交を深め、ビールの酔いをレトロカフェ「築地」で醒ます。
本当は母と行くはずだったボルゲーゼ美術館展には友人とお出かけ。展示期間の終了までまだ1月以上あるせいか、ボルゲーゼ美術館知名度のなさか、入場待ちの行列はできていない。絵の展示数も質も前に行ったルーブル美術館展と同等かそれ以上。それをだらだら2時間くらいかけて見れたのだから価値がある。ラファエロの女性像とカラヴァッジョの絵が素晴らしかった。
その友人とは勧修寺の紅葉ライトアップにもお出かけ。紅葉は断然青空の下で見るに限ると思うのだけど、暗闇に包まれたお寺には独特の雰囲気があって、それはそれで素晴らしい。当日は近くの女子大のお姉さまたちがお琴のミニコンサートをしてくれていて、これもほんとに素敵だった。お琴というのは今まで漠然と考えていたよりずっと難しそうだし、激しい音楽を奏でられる楽器なのだと思った。少しも退屈しない。その後ライトに照らされた庭園を見て回る。わたしはこういう庭園なんかにある細い道を見ると、「歩いてみたい。隈無く探検したい」という静かな欲望が湧き上がってくるのだけれど、残念ながら友達の方はそうでもないらしい。大きな池の周囲をぐるりと巡る小道が、ライトアップの光も届かず闇に沈みこんでいる。せめてさわりだけでも……と足を踏み入れると「この先行かれるのはご自由ですが 大いに危険」という札がぶら下がっている。うーん、遊び心溢れる素敵な文句だ、と感心し、友達の心を読んで先に進むのを断念。大人だから、池にはまっちゃうってのはさすがにまずいものね。だって大人なんだから、と何度も自分に言い聞かせる。しかしそんな大人なわたしたちの姿を大冒険後と勘違いした少女が、しきりに「行きたい、行きたい!」と連呼し始めた。駄々っ子に負けた母親とお祖母ちゃんらしき三人は、札の下がった境界線を越え、闇の中に消えていった。(ほんとはわたしも後を着いて行きたかったのだけれど、大人なので我慢したのです)。閉園時間になり、ライトが落とされ始めても3人が戻ってきた様子はない。稲川淳二的世界、と友達は言った。いやいや、そんなことはないでしょうけれど――。
三連休はおうちに籠もって、パソコンで『コードギアス』を一気見した。ちょっと自分で自分を馬鹿だと思う休みの過ごし方です。ほんとは衣替えを完了するつもりだったのに。
今週末は京都駅まで行って、円空・木喰展を鑑賞する予定である。うーん、こうやって書き連ねているといかにも芸術の秋って感じですね。しかしこうやっていつも一緒に美術館巡りをしている友達は、来年そうそう結婚してスイスに行ってしまうので、それ以後の芸術方面の活動が不安です。京都(限定です)美術館巡りを希望する方はご一報くださいませ。

秋の色々

touko_yuzu2009-11-12

インフルエンザにも(今までの人生で一度も)かからず、わたしは結構元気にしております。みなさまもどうかお元気でありますように。
さてさて10月から11月まで、生来の引篭り体質のわたしにとっては活動的な日々が続いてます。気持ち的に忙しいです、とても。
まず10月は息子さんの学祭と体育祭があったし、ITパスポートという謎の(ほんとは謎じゃなくてただの初級シスアドの後継試験です)試験も受けに行った。
息子の中学は普通の公立だからか、学祭も体育祭もとても地味だった。模擬店もなかったし、見学してる保護者の数も少なくてどことなくひっそりとした感じがした。別日程で参加した高校受験説明会というのも、肝心の3年生の保護者ですらあまり参加してなくて、少しも熱気みたいなものは感じられなかった。そんなことでいいの? とわたしなんかは不安になっちゃうんですが、もしかして少子化で高校受験楽勝〜ってことなのかもしれない。子供に関心がないだけ、じゃないといいんだけど。
ITパスポートの方は学内研修というやつで、1日6時間の講義を6日間の計36時間講義を勤務時間中に無料受講させてもらった。秘書さん仲間のひとりが受講するって聞いてとても羨ましくなったので、何を学ぶのか理解しないまま滑り込み参加を決意したのだ。そしてせっかく長時間の抗議を受けるんだからと、自腹で5,000円ばかし払って試験を受けてみることにした。講義内容は受講後の今でもうまく説明できないんだけど、ITという巨大な何者かの片鱗くらいは齧ることが出来たと思う。講師の先生も爽やかな体育会系の男前で、目にも楽しかったし。
ただ試験は前回第1回試験問題を見て余裕をかましていたら、実際は急に難しくなっていたのでかなりびっくりした。時間前に解き終わって帰るつもりだったから、開始前にトイレに行っていなかったのも良くなかった。結局、残り10分を残してある意味予定どおりの途中退出。だけど点数自体は「多分これかな?」という不思議パワーで、感触よりは悪くなかった。(本気になったらの)大原さんの解答例より本家の解答例で丸つけたら4点上がったのも、なかなか楽しい思い出となりました。本当の合格発表はもう少しだけ先です。
えーっと、10月は他にも誘われて鞍馬の火祭りを見に行ったし、(ノーベル賞の)南部先生の講演会受付もしたし、大学職員さんの内定式ってのにも参加した。
鞍馬の火祭りには、叡山電鉄という2両編成のローカル電車に乗って行った。行きの30分ほどはロシア人の偉い教授さんと並んで座っていたので、日本語とロシア語との美しい香り漂う英会話を楽しんでどっとつかれてしまった。鞍馬駅を降りてからはずっと人混みが続いている。外国人の姿が多いのが印象的だった。祭りの松明は狭い山間の集落を抜けて運ばれていくから、必然見物は人とおしくらまんじゅうしながらになる。山間の気温はずいぶん低いはずなのに、寒さよりも暑さを感じた。人の流れは緩慢で、なかなか列の前に出ることはできない。子供の背丈しかないわたしは、結局松明の先しか見ることが出来なかった。背の低い人は要注意です。
南部先生の講演会では、小柴先生のお姿も拝見した。講演内容は一般向けとはいえ物理の素養がないわたしには意味不明だった。一緒にお写真撮っていただけなかったのがちょっと残念だったかな。
職員さんの内定式では、若いみなさんに混じって何だか気恥かしかった。同期として仲良くしてもらえるといいな。しかしこの日一番衝撃だったのは、何といっても内部試験の面接でひとり落とされてたと判明したことです。筆記の倍率の高さと合格人数の少なさから、「面接では落ちないって(よっぽどのことがない限り)」と、うちのマネージャーさんはわたしの合格を人々に触れ回っていた(一応仕事の引継ぎのためですが)というのに!! 家に帰って「やっぱり落ちるんじゃーん」、と叫んでしまった。落とされてたら相当トラウマになるところだった。彼が元気だといいなと、ほんとに思います。
 長くなったので11月の話しは続く。