2005-01-01から1年間の記事一覧

『シービスケット』は馬刺しにならない

『シービスケット』はアメリカ競馬史に輝かしく残る名馬シービスケットと、それを巡る三人の男達の物語。主に1929年の大恐慌以降のアメリカが舞台となっている。実話らしいけれど、本当のところはよく知らない。原作も読んでいないし。 映画の前半部分は…

バンコクの○○

昨夜の余熱を身体に感じつつ『○○』に相応しい言葉を考えてみる。どうやら『○○』は漢字二文字である必要があるみたいだ。わたしはあるリポーターの提案していた『独勝』(ドイツW杯と無観客試合とがかけてある)なんていいんじゃないかと思う。後でどの試合…

世界で一番乗り

今晩はW杯出場を決める運命の北朝鮮戦。ぜひ勝って世界で一番にドイツW杯への切符を手に入れて欲しい。 今回はわたしがなんとなく応援し続けている鈴木隆行選手も出場してくれそうなので、彼の活躍も個人的にはとても楽しみです。わたしが彼を応援するよう…

『宿命的』あるいは『決定的』影響

今回も前回に引き続き『村上モトクラシ大調査 第8回アンケート』に参加する。迂闊にも昨日から開始されたことに気が付かなくて結構ギリギリでの回答になってしまった。わたしの回答で912件目。1000件に達した時点で締め切られちゃうから回答するだけのこと…

NEWS SCRAP その3

昨日いつものようにニュースJAPANを眺めていたら心暖まるとは言えない(一応れっきとした犯罪なんだからそんなこと言ったら怒られちゃう)けれど、ふぅっと肩の力が抜けちゃうような事件が報道された。たぶん近畿のローカルニュースだし今朝の朝日新聞にも記…

COOL−BIZ 夏の軽装

霞ヶ関発信の話題としては久しぶりに(ほんとに前にもあったかは分からない)諸手を挙げて賛成したいこの*1『COOL-BIZ』、無事に定着してくれるのかだけが心配です。だけど前に羽田元首相が提案していた奇妙な『省エネルック』よりは随分と洗練されていて受…

草臥れた

朝から頭がずーんと重くて身体がひどく怠い。夜にワインのハーフボトルを空けたみたいだ。でもアルコールなんて一滴も口にしてない。「なのにこんなのってないよな」と思う。 仕方なくのそのそと着替えて九時から町内会の掃除に参加した。鈍い刃先の鎌を持っ…

わたしをドイツへ連れてって

真夜中過ぎの一時三十分、W杯最終予選の大切な一戦が開始された。時間的には遅かったけれど、今日は土曜日だしご覧になってた方も多いんじゃないかな? バーレーンは小さな国で人口も少なく「葛飾選抜だと思えば負けるわけがありません!」と朝のワイドショ…

NEWS SCRAP その2

ここ数日朝のワイドショーは二子山親方死亡に関するニュースから始まる。でも正直わたしはこの話題に特別な興味がない。退屈である。昨日くらいから兄弟の確執に話題の中心が移ってきて、さらにこの話題を目にしたくなくなった。もちろんテレビを消せばいい…

CM小考

最近新しい金融会社のCMを見るようになった。この気になるディックのCMも、他の金融会社と同じくある非常に重要な基本原則に忠実に創られている。セクシーなレオタード姿のお姉さん達が踊り狂っていたり、きれいなお姉さんが貧乏生活を優しく応援してく…

国語の教科書

不確かなわたしの記憶によると、高校一年の教科書に夏目漱石の『こころ』が掲載されていた。それは先生からわたしに宛てられた長い遺書の一部だった。ちょうど先生の親友であったKが自殺したことについて苦い告白部分であったと思う。これはまさに『こころ…

教科書の中の『こころ』

昨日の続きで村上春樹さんについて少し。 村上小説の読後感って夏目漱石の読後感になんだか似ていると思いませんか? 今までに何人かに訊いてみて賛成してくれた人はいないんだけど。「う〜ん……?」という反応をされる。でも本を閉じた時の、胸がしんとする…

ちょっと訂正

『朝日堂』を読み進めていたら「45°」というラブホテルの名称はセクシーな意味ではなく、45°にとがった楔形の土地に建物が建っていることに由来してるんだそうである。 なんだかそれじゃつまらないですね。残念。

村上モトクラシ大調査に参加する

「村上作品リピート期」にちょうど『村上朝日堂は いかにして鍛えられたか』を読んでいたら、関連するアンケートをとっていたので参加してみた。 「45°」と「3ねん2くみ」、どちらもラブホテルの名前ですが、泊まってみたいのはどちらですか? http://d.…

京都の電撃的邂逅

『電撃的』邂逅といえるかは分からないけど、人生において非常に重要な、それこそ決定的意味を持つ出合いを経験したことがわたしにはある。村上春樹さんとの出合いが(もちろん実際にお会いしたことはない。正確には村上作品との出合い)それだ。 当時わたし…

簡単簡単と言うが……

昨日書きかけだった日記を書いて、これまでの日記をちょこちょこいじってたら時間(とゆうより気力)がなくなってきた。こんな何でもない出来損ないの文章でも、意外と時間と気力とを奪うものなんです。偏にわたしの能力のなさの証明なんですけど。 今日は父…

「全裸家事主婦」的疑問

え〜っと、わたしには空気清浄機の性能に何の不満もありません。だからこれはただのつまらない些末な疑問なんです。 つまり「運転状況を知らせるライトはあれほどまでに明るくなくてはならないのか?」ってことです。中村修二氏の世紀の大発明のおかげで、昼…

花粉症と発光ダイオード

もうたいていの人は解放されたと思いますが、今年の花粉症は本当に酷かったですね。殺人的と言ってもいいくらいに。父曰く(ソース確認なしです。ごめんなさい)「今年のヒノキ花粉は、たった一日で去年の五年分飛散していた」んだそうである。いくら去年の…

NEWS SCRAP その1

何日か前に、ちょっと気になる*1ニュースがあった。300㎏を超える巨体のの白人男性が、消防やら何やら数人掛かりで家から運び出された、というものだ。とにかく重いし大変である。大騒ぎだ。男性はベットの上から自力で動くことも出来ない。自らの足で体…

PINK PIG BLUES 2005

わたしがお芝居を観に行くのは(学校の行事を除けば)今回で2回目。全くの観劇素人である。だからこの雑文から、何らかの指針が得られたり、この先何かの役に立ったり……なんてことはけっしてありません。心配しなくても、そんな期待を抱く奇特な人はいない…

小劇場へ行く

昨日は父に誘われて、大阪のHEP FIVEまで劇団の公演を観に行った。ひょんなことから(天から不幸なわたしへのお恵みですね。きっと)余分にチケットが手に入ったのだ。わたしの住む京都市内からHEP FIVEまでは約一時間半かかる。久しぶりに長く歩いて(とい…

息子と、二度目のドラビアンナイト

学校から帰ってすぐに「ドラえもんのビデオ観ていい?」と息子が聞いた。今日は遊びに行かないのか、と思う。でも、ビデオ観てるんなら静かでいいや。「いいよ」とわたしは答える。ウィ〜ン、ガチャ。息子がビデオをセットしてソファーに座るのが見えた。 「…

息子、リップサービスする

平日の午後3時頃、毎日玄関のドアをうるさく叩く音がする。ドン、ドン、ドドン!「おかえり、かわいいひと!」とわたしはドアを開ける。かわいい人の正体は、わたしの愚息です。(しかし、愚息ってすごい表現ですね。どうも好きになれない)。9歳の彼は「…

ドラえもんの世界

日本人なら老若男女問わず誰もが知ってる、お茶の間の国民的アイドル。「こんにちは、ぼくドラえもんです」って、大山のぶ代さんのあの独特のハスキーヴォイス、あなたも一度くらいは真似したことがありますよね? 最近、お馴染みの声優陣が総入れ替えした上…

息子と、ドラビアンナイト

わたしには9歳になる息子がいる。彼は客観的に見ればはただのクソガキかもしれないけど、主観的に見れば(もちろん主観的にしか見れない)『彼より貴重な人間は、この世には存在しない』とゆうことになる。世の中の大多数の親が、おそらくはわたしと同じよ…

献血コメントのお願い

ここまで長々と(読んでくれた人がいればね)書いてからゆうのもなんなんですが、今回の献血は向こうからお断りされてしまいました。医者からもらった風邪薬を2−3日前に飲んでたのがいけなかったみたいです。献血一つするのも、体調管理の甘い『半廃人』に…

なぜ献血しなければならないか

わたしには4つ下の弟がいる。彼の幼少期を知っているわたしは(姉なんだから当たり前だ)未だにうまく馴染めないでいるのだけど、彼は熱狂的なオリックスのファンである。神戸に就職して、二軍の試合まで嬉々として観戦しに行っちゃうくらいの。これは「一…

献血を試みる

今朝は少し気合いを入れて、家から歩いて3分の処にある集会所まで、献血をしに行ってみる。 初めての献血体験。少し緊張。過去に二回だけ検査のために血液を抜かれたことがあるけど、これはまぁなんとゆうか、あまり気持ちのいいもんじゃなかった。注射その…

何故わたしがブログを書くことにしたかということ

興味ある人はいないのかもしれないけれど、ブログなんて所詮自己満足の落書きにすぎない。とゆうことで書くことにします。 わたしにはほぼ丸10年もの間(こうして書いてみると本当に長いですね)相当な情熱と、お金と、労力を傾けていた目標がありました。…

初めましてのご挨拶

こんにちは、柚木 とう子です。 果たして何処かで誰かがこれを読んでくれるのか? それすら不確かなまま書き始めるというのは、青い芝生の広がる高原の端に立って、真っ白な紙飛行機を虚空に向かって放り投げるみたいなものかもしれないです。紙飛行機が思い…